どうも。俺だ。景虎だ。
今回は紙の本を嗜むキミにちょっとだけお得な情報を提供していこうと考え、この記事を書いている次第なのである。
ズバリそれは本棚用ブックカバーというものなのだが、おそらくキミはご存じないのではないだろうか?
ブックカバーと言えば、特に有隣堂のブックカバーが有名で、そのカラフルな色と、またデザインセンスから皆に愛されている紙のカバーとなっているのだが、ただそれは外出用にはピッタリのカバーなのかもしれないが、本棚に入れる本としてはかなり不都合があったりするのである。
(色々な色が選べて便利なのだが、本棚に入れると不都合が起るのである)
そこで、今回のエントリでは、そんな本棚用にピッタリのブックカバーの作り方と、なぜ本棚用が必要なのかについて少しばかり語っていくことにしようと思う。
読書好きのキミもきっと試してみたくなるだろうと、俺はほんの少しだけ自信があったりするのだが、まぁ一先ず実物を見てもらうこととしよう。
従来のブックカバーの難点
従来のブックカバーの難点。それは本棚に入れてしまうと何の本だったかがわからなくなってしまうという事である。
勿論、記憶力に自信のあるキミであれば、どこにどの本があってといった位置情報を逐一すべて把握しているだろうから、無用な心配なのだとは思うのだが、俺は記憶に自信が無く、しょっちゅうどこに本をしまったのか忘れてしまうのである。
そして、その原因となっていたのが、このブックカバーを付けたまま本棚に入れてしまうという癖なのである。
これだと、確かに汚れないかもしれないが、すべてのブックカバーを外すまでお目当ての本を見つけることが出来なくなってしまう訳なのである。
そこで、俺は新たに、本棚用のブックカバーという物を発案するに至ったのである。
本棚用ブックカバーなら汚れないし無くさない
一見わかりにくいかもしれないが、この筒井康隆のエロチック街道がその本棚用ブックカバーをかけた物になっている。この通り本棚に入れてしまっても一目瞭然でそのタイトルを確認することができ、しかも汚れなども防ぐことが出来るようになっているのである。
表紙をみてみてもそれほど悪いデザインではないだろう?
勿論、読んでいる本の内容を知られたくないというキミには相応しくないかもしれないが、普段家でしか本を読まないというキミにはピッタリなカバーなのではないだろうか? このビニールでは表現できない薄く白っぽくなるのがなんともお洒落である。
肝心な作り方を教えよう
さて、それでは肝心な本棚用ブックカバーの作り方を紹介していくこととしよう。といっても頭の良いキミは既に想像がついてしまったかもしれないが、具体的にはこれを使う訳なのである。
個人的にはトレーシングペーパーを使った物が好きなのだが、今回は身近な家庭にでもあるものという事で、クッキングシートを利用して作っていきたいと思っている。もしもご自宅にクッキングシートが既にあるのであればAmazonで新調せずとも、すぐにこのブックカバーをお試ししてみることができるだろう。
ちなみに俺はわざわざ百円ショップでこの記事を書くために買ってきたよ!
まぁ、正直百円で買えるのだから、持っていなければお近くの百円ショップで探してみるのも一つの手だろう。
では、肝心な作り方についておおざっぱに解説していこう。
まずは長さを合わせて切る
最初にカバーをかけたい本を用意して長さをチェックするところから始めた方がいいだろう。下の写真のように折り返して包んでみてから、
このように内側へと織り込む部分を残していくのがベストな長さなのである。この位で良いかなぁと思ったら切り取って、早速折っていこう。あとはほとんど折り紙といっしょである。
ブックカバーの折り方は単純
もう、解説する必要もないかもしれないが一応。まずは本を乗せる。
次に、仮の折り目を付けていく。
最後に本ちゃんの折り目を付ければ……。
ばっちり完成である。
これで、本棚用のブックカバーの出来上がりである!
ただ、折るのがどうしても難しいという人は、文庫本に限り、
このように表紙のカバーを外して作ってみるというのもいいだろう。このやり方であれば、最終的に下の写真のように、
カバー自体をぐるっとくるみ込むように折っていくこともできる。ぶっちゃけこっちの方が楽だという人の方が多いだろう。
そして、カバーを装着し終ったら、本に馴染むまでしばらくは重しを乗せて待っておくといいだろう。
こうしておくとカバーがしっかりと本に馴染み使い勝手が段違いになるのである!
これで完成! 本棚用ブックカバー!
さて! これで本棚用ブックカバーが完成だ! これでもう本棚にいれても無くすことはないし、汚れとも無縁である! しかも、クッキングシートを利用する事によって油を弾くようになるので、少しくらい水や油がついてしまっても大丈夫なのである!
ややや、しかもしっかりと後ろのあらすじまで透けて読めるではないか!
どんな小説なのかわからなくなった時もこれですぐにあらすじを確認出来るというわけなのである!
さて……如何だっただろうか? 大した内容ではないものの、もしも、「そのブックカバーのアイディア貰ったぜ!」と試してみた方がいたとしたら、是非レポートをお願いしたいところである。
俺自身はこのカバーをかなり気に入って使っているのだが、人によっては、「いや普通にビニールのカバーでよくね?」と言い出しそうな気がしてならないのである。
半透明ブックカバーに市民権を! とまでは言わないが、少なくとも気になったら家にあるもので出来るとは思うので試して頂きたいと切に願っている。
さてと、今回は本棚用ブックカバーという誰得なカバーの作り方についてレクチャーしてみたわけだが、どうだっただろうか? 参考になっただろうか?
俺自身はこのカバーを自分で作って愛用しているのだが、あんまり市民権を得られている方法だとは言いがたいので、これからもっともっとこのカバーの素晴らしさを喧伝していきたいと思っているのである。
だからこそ、もしちょっとした気まぐれで、この記事にあるような半透明ブックカバーを作ってみたのであれば、是非俺だけで無く色々な人へと知らせてみて、どんどんとこのカバーの地位向上を図って欲しいのである。
そうすれば……ひょっとすると……。
有隣堂あたりが、実際に公式カバーとして採用してくれるような気も……。
うーむ。流石にそこまでは無理かもしれないが、少しくらい夢を見たって良いだろう。作ってくれませんかね。公式ブックカバーとして……。
そんじゃま、失敬。

- 作者: 筒井康隆,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/08/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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(関係ないが筒井康隆大先生のライトノベルも読もうね!)